復興とアニメツーリズム~父の故郷・熊本県人吉市へ~
お盆休みに、父の故郷である熊本県人吉市を訪れました。

私は兵庫県・西宮市で育ち、人吉に住んだことはありませんが、
子どもの頃から祖父母に会いに何度も足を運んできた土地です。
久しぶりに歩いてみると、方言は話せなくても耳には自然に馴染み、
意味も分かることに自分でも驚きました。
最後に訪れたのは2019年秋。
その翌年には、熊本豪雨災害が発生しました。
豪雨災害の影響で、祖父母宅の最寄り駅だったJR肥薩線は今も運休中。
まちには、プレハブの住宅やお店が増え、
電柱には「この高さ(4.7m)まで水が来ました」との表示も。
改めて被害の大きさを実感しました。
球磨川の美しいエメラルドグリーンも、まだ土砂が残っている影響か、
少し濁っていると旅館の方が教えてくれました。

一方、人気アニメ『夏目友人帳』の舞台として若い世代が聖地巡礼に訪れていて、
ポスターやキャラクターの装飾が街のあちこちに。
わが家もすっかり「にゃんこ先生」のファンに。
アニメツーリズムの力が街を元気づけているのだと実感しました。

今回の目的は人吉花火大会でしたが、激しい雷雨で延期に。
急きょ避難した地元スーパー・イスミでは閉店時間を過ぎても
多くの人を受け入れてくださり、温かさに触れることもできました。
1泊2日の短い旅でしたが、懐かしさと新しさ、
そして復興へ歩まれていることを感じる旅になりました。
いつか仕事を通して、人吉に関わることができたら――
そんな思いも胸に神戸へと戻ってきました。
